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みみくりげ。

とうとうリリースされましたねヽ(*´∀`)ノ
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予約特典のソノシートが欲しくっていち早く予約していたんだけれど
もう何年もリリースを待ち続けていた1枚なので
今更、焦る必要もないかなと
発売日から過ぎてしまったのですが、先日メンバーの一人である
一平さんの個展にて購入致しました。

このバンドは
言わずと知れた、ゑでぃさんまぁこんさん一平さんアキツユコさんの
4人からなるバンドなのですが
最初にこの4人の共演を初めて観たのは、
確か何年か前のゑでぃまぁこんのワンマンがベアーズであって
その時にゲストで一平さんとアキさんが出演したときだと思う。
その時の来場特典で頂いた音源(「きらきらしずむ」)
が、わすれろ草の前身的な感じでめちゃんこ良くって
この4人でもっとやって欲しいなと思ってたらわすれろ草の名前が
出てきたような記憶があります。
もしかすると、実際はわすれろ草の結成が先にあってワンマンのゲストだったのかも
しれないけれど
自分との出会いはそれが最初でした。

そして時は流れ、自分が東京へ行くことになり
けいくんの紹介でこのアルバムをリリースしてくれた
sweet dreams press の福田夫妻と知り合うことになり
そして、その後同じくこちらの方へ越してきた一平さんアキさんと
何度も顔を合わせる機会が増え・・・
不思議なもので、出会うべく人たちとは出会うようになってるんやな~と
しみじみ。。

自分は、音楽というものはその人の中身がそのまま映し出される鏡だと
思っております。
まぁ音楽に限らず、その人が発する言葉や描く絵、全てそのまま映している
のでしょうが
音楽が一番、自分自身のわかりやすいフィールドで理解出来るので
自分が好きだと思った音楽をやっている人は、そのままその人間性も好きになることが
本当に多いのです。
音楽そのものと、滲み出てくるアティテュードで合う合わないは
何となく直感的に分かってしまう。

(この段落は完全に主観的なひとりごとです。いや違うと思われてもサラっと流して下さいな)
ゑでぃさんまぁこんさんと、一平さんアキさんがすごく仲が良くって
その繋がりの強さは傍からみたらちょっと羨ましいくらいw
なのが、実は東京に来るまではちょっと意外で
というのは
姫路組の2人は、ほんわかした中にウィットに包まれた中々の毒を秘めていてw
そこが自分達と似ている気がしてすごく好きなんだけど
一見相当に天然でホンワカしてる一平さんアキさんとなんでそんなに仲が良いんだろ?
と思っておりました。
しかしながら、こちらの夫妻とも顔を合わせる機会が増えるにつれて
なるほど、可愛いだけじゃないんだと。
いや、誤解されないように念の為に明言しておきますが
勿論皆さんが腹黒いとかそんなこととは全く逆ですよw
寧ろ、誠実に真っ直ぐに生活や人生と向き合っているからこそ勝ち得た
柔らかさの中に秘めたウイットと強さというか
そういうものを、この4人には感じるのです。
一見、霞を食べて生きてるようにみえて、ちゃんと地に足をつけている。
やっぱり生きていくって大変だよねっていう実感。
そしてそれを分かった上でこの夢のようなな音楽を作っている。
綺麗なだけじゃなくって現実的な強さのある夢。
そういうものをいつも彼らの作品から感じているのです。
同世代っていうのもあってそこがすごく共感出来て、自分にぴったりと寄り添うような
そんな気持ちになりました。

一平さんは絵も書いていて、その個展を観に行ったのですが
その絵からも同じような強さや現実感を感じました。
タッチは柔らかくって優しくって、
このアルバムのジャケになった絵とかもう、夢のように幻想的で綺麗なんだけど
どこかに夢見がちなだけじゃない
ドロっとしたアンダーグラウンドなエッセンスを感じて
それが所謂サイケというものなのかどうか、自分にはよく分からないんだけれど
そこがすごく好きです。

自分は
見た目はポップだったり可愛かったり綺麗だったり美しくあって欲しい
けど、それはただの幻想ではなくって
地に足をつけた現実に裏打ちされた、あくまでも構築された「夢」であって
暗さや闇が絶妙なバランスで目に見えるかみえないくらいに滲み出てくる
そういうものが好きなようです。
そして現実の中にも同じく、その夢が隠れていてそれを拾い集めて
しっかり踏みしめて生きてゆく。

さて
アルバムそのものに話は戻って。

ゑでぃまぁこんのアルバムもいつも手にとって感激するんだけれど
このアルバムもとにかく細部までこだわり抜かれていて凄いです。
デジパックではなくってざらっとした紙のパッケージになっていて
片方にはアルバム、片方には歌詞カード。
開くと中にも一平さんの絵。
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そして歌詞カードが、薄いセロハンみたいのに包まれてて
開けると薄紙に、なんと裏から印刷されてる!
もやに包まれたように言葉を読む。
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こんなイレギュラーだらけのパッケージング、採算とれてるんだろか?
なんて余計な心配をしてしまうくらいw
そして
マスタリングに使用したスタジオも、ジェニーのマスタリングでいつもお世話になっていて
とにかくクオリティが素晴らしいんだけど
そうそう安くはない、という事も知っており(須原さん、本当にありがとうございます)
妥協を許さず傑作を作りたいという、アーティストとレーベル一体となった
並々ならぬ力の入れようも感じとれます。
更にダメ押しのソノシートまで。
sweet dreamsさん大丈夫?なんて再度余計な心配をw

このわすれろ草に限らず、
sweet dreams pressさんのリリース作品は、いつもパッケージも内容も
ものすごく凝っていて
アーティストに対しての限りない愛情を感じます。
福田さんの人柄をしみじみと感じる。
レーベルをやっている人で、あれほどホッとする人はなかなかいないです。
ミュージシャンでなくってレーベルをやったりライターをされている人
というのを今まで、あまり良い印象を持った事が無かったのですが
(何となく自分でバンドをやっている人しか信じられない、みたいな気持ちがあった)
福田さんに出会ってイメージが全く変わりました。
色んなミュージシャン達がとにかく福田さんに全幅の信頼をおいているのも
すごくわかります。
全てはその人となりが出るんだろなと思います。
リリース作品もどれも本当に素敵です。

まずはアーティストありきでレーベルだとかライターだとかレコード屋だとか
そういうのはアーティストにくっついてくるもので
その意思は認めたくないとまで思っていた時期も正直ありました。
ゆうてもあんた達は音楽作ってないんだから、偉そうにされても・・
なんて事を、若い頃は、そりゃあw

しかしながら
それは違うんだろなと、レーベルもクリエイターなのだなと
特に福田さんのような真摯で温かい人に出会えて分かり
それと並行するように東京に来てから
音楽以外の活動を同じような心持ちで行なっている人にも沢山出会えて
何だか今までずいぶんと狭い視野で生きてきたんやなぁと思ったりもします。
最初の方でも書いたけど、
全てはなるべきようになっていくのかな
出会うべき人たちには出会うようになってるのかな
なんて思っている今日この頃です。

話は逸れましたがw

とにかく心が洗われるような作品です。
なぜなら、このアルバムに関わっている皆さんの
作品にかける純粋で美しい気持ちの結晶だから
だと思います。
自分もこんな心持ちでいつか、こんな傑作を作りたい。
by wankorosan | 2012-03-26 22:53 | 音楽とか
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