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ささやかな光を交わす

とても大好きで尊敬するお二人から、アルバムが届きました。

どちらも、東京からは遠く離れていて滅多に会ったりライブを観たりはできないのですが
こうやって時々光を交わしあってそれぞれ日々を送るのは素敵だと思います。
ひとりだけど、ひとりじゃないのかな、とか。
どちらも、そしてわたしも自分で曲を作り、演奏し、録音も自力で行っている
というのもあるのかもしれないです。
自分のちいさな世界を送り合うって良いですね。

加藤りま 「Faintly Lit」
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東京に彼女が住んでいたころ、ドラムで数回一緒に演奏したのですが
そろそろバンドとしての纏まりが出てきたかしら・・・なんて思ってた時期に金沢へ引っ越してしまい
中々機会がなくてそれ以来一緒には演奏できていません。
その後、わたしは自分自身でもギターを持って曲を作るようになって
何となくギター弾き語りのひとの心理?みたいのが分かってきた今
また一緒に演奏したら、どんな感じになるのかな なんて思ったりもします。

タイトルが知らない言葉だったので調べてみました。
「ほのかに灯した」みたいな感じなのかな。
ジャケのキツネもロウソク持ってるし。。

そのタイトルの通り、ひっそりとした雰囲気にあふれた美しいアルバムです。
とりわけ彼女に親近感を覚えるのは、自分で曲を作るだけではなくて
全ての楽器も自分で演奏して、アレンジも考えて、そして録音まで自宅でやって。
曲のメロディのえらびかた、コードのえらびかた、語感のえらびかた、
声のだしかた、いろんな楽器の音の置きかた、すべて自分で考えて作っているところです。
前作よりも少しカラフルになったアレンジも、
居を金沢へ移して少したくましく?なった軌跡のようなものを感じました。

朝おきて、家のことをして、仕事に行って、食事をつくって
そういう生活と音楽が隣り合わせにある感じの音だな と思いました。
暮らしの中から出てきた歌、というのでしょうか。
ふと思い出して、鼻歌で歌いたくなるような
綺麗で覚えやすいメロディを作るのがとても上手いひとだなと
いつも思うのですが、
そこからもうひと捻りしているのが垣間見えるのがとても良いです。
your river という曲が特に良いな。
日々とかけ離れない音楽は、暮らしの中で流れていてもとても自然で気持ち良い。
前のHarmlessは、晴れた日の午後が似合うと思っていたんだけど
このアルバムは午前中がいいな、何となく。
内側の装丁もとても可愛くて素敵です。持っていて嬉しくなる。
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jugz 「GETAWAY」
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聴くと想像力が刺激される音楽って時々あって
そのなかのひとつがjugzです。
自分の音楽の聴き方がどれだけ一般的なのかわからないのですが、
曲を聴くときにその影響の元が透けてみえてしまうものは、あまり興味がでなくて・・・
どうやって創っているんだろう?とまず考えてしまうのは
音楽ファンとしてはあまり純粋な感じはしないですが、、
jugzはいつも自分の想像をひらりと裏切る気持ちよさがあって、本当にリスペクトです。

先日の円盤でのライブ、久々に観たのですがやっぱり格好良かった!です。
アヴァンギャルドとポップが共存していて
そしてユーモアもあって少し切ない、って最高ですよね。

このアルバムは、オーソドックスな進行をベースにしてはいるものの
アレンジや展開があれ?と驚くことが多くて
ぽっかりと日常の中にあいた穴に落ちて、パラレルワールドに連れて行かれてしまった
その時に流れる音楽、という雰囲気です。
まぁなんやかんやと言って、わたしは小西さんの音の選び方や置き方が好きなんですよ。
人となりも素敵です。
ジャケも盤面も可愛い!アイコンキャラクターがアメリカのインディーっぽい。
りまちゃんといい小西さんといい、センス良いですよね。見習わねば。。
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綴り始めてから、掲載するまでに時間がかかってしまって・・・
頂いてからやや時間差ありますが、本当にありがとうございます!
愛聴しております。
またわたしもアルバム作ってお渡しいたします。
by wankorosan | 2015-02-22 17:08 | 音楽とか
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