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23年の時をこえて

旅行用に愛用していたバッグのファスナーが片方壊れてしまい、
騙しだましずっと使用してましたが、引越しの移動でついに両方壊れてしまいました。
引越ししてからもう3ヶ月、いちばんの遠出は京都で、関西を出ることもなく
旅行かばんの事は気にしつつも先送りにしていたのですが
来月、鳥取へ行くことになり、冬には九州旅行の予定も。。
とうとうかばん問題と向き合う時が来ました。

ファスナーを直せばまだ使えるのですが、いろいろ検索していたら結構修理料金が高くて
中古でも良いものがあれば思い切って買い換えてしまおうか・・・

何気なくインターネットオークションを眺めていたら、修理料金と同じくらいで
なかなか立派なものが買えてしまう。
ああいうオークション市場は、ブランド価値があるもの以外は二束三文なものが多くて
個人の思い入れや主観的な価値なんて万人の価値にはならないんやなあと
いつも思いながら見ています。

で、落札したボストンバッグが
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右のものなのですが
もともと持っていた左のものと同じメーカーの形ちがいでした。
ネットで写真をみたときに、ちょっと柄や雰囲気が似ているなあとは思ったのですが
元々ノーブランドで製造メーカーはオークションページに明記されてなかったので
よくある感じの柄だしあまり気にしていませんでした。

届いて、カバンの中のタグをみたら・・・
f0154000_11525236.jpg

やっぱり同じメーカーでした(*´ェ`*)
巡りあわせとはこういうものなのか。

左のバッグは、自分が高校生の頃に修学旅行用に購入したもの。
とても頑丈なのでまだまだ使えるのですが、ちょっとバッグ自体が重くて・・・
形も四角くて納めやすいので、現在はお部屋の収納用品として活用しています。

しかし、高校生が買うにはちょっと渋い感じの型のカバンやなあ と
今じぶんで振り返ってちょっと面白く思います。
当時、周りの子たちはやっぱりもっとカジュアルなボストンバッグを持っていて
こんなクラシックなカバンを持っていた自分はちょっと浮いていたのですが
それでもそんな自分がまんざらでもなかったw

小中高とオリーブ一筋だったので、やっぱりリセエンヌ(!)に憧れていたし
ヨーロッパに憧れていたし、旅に憧れていたし
ああいうクラシックな形のスーツケースにとにかく憧れていたのですね。

昔はどんな子だったのか?と友達に訊かれて
「うーん、今とあまり変わらない・・・かな」と、もぞもぞと答えることが多いのですが
約25年も経って結局同じテイストのかばんを選んだり
やっぱりあまり変わっていないような気がします。
やってることも大して変わらないような。。

先日、雪舟えまさんの「プラトニック・プラネッツ」を読んで
その世界観にとてもわくわくしてしまって
読後もしばらく登場人物のことを考えてしまったりして
何だかこういう感覚、すごく久しぶりだなあ・・・と思い返していたら
実家にいた間、親が少女マンガ好きだったので
暇があれば少女マンガを読んでいて
そのときの感じにすごく似ているなこれは、と気づきました。

そして
高校生ぐらいの頃の自分は、休日に友達と出かけまわったりした覚えもあまりないし
学校のお友達は、学校でしか会わなくって、プライベート?では一人で行動していたし
部活はやっていたけど(ブラスバンド)部活が無い時には何をしていたんだろうか

ここ何年もずっと思い出せなかったのですが
すっぽりと抜けていた記憶をふと思い出しました。

家にいて、ラジオを聴いたりマンガを読んだり雑誌を読んだり映画をみたり、ひたすら音楽を聴いていた
・・・

今と何が違うのかw
ネットがあれば、間違いなくネットばかり見ていたしブログを書いていたと思います。
当時の自分には1枚のCDがものすごく高価なものだったので
ヘアカット100とかバッドフィンガーとか、ストーンローゼスとか
脈絡もなくラジオで聞きかじって自分がこれと思ったものを買って
ひたすら何度も聴いていた覚えがあります。
もっとオーソドックスなロックも聴いててクリームとかレッドツェッペリンとかも聴いてたなあ。。
曲もつくろうと思ったけど、作り方がわからなくて出来なかった。
なので、スケッチブックにイラストと詩を両方書いたものを作ってた気がします。
(銀色夏生さんの影響ですか)
通ってた高校には軽音楽部がなかったので、大学生になったら絶対にバンドをやろうと思ってた。

何がどうなって高校生の自分がこうなったのかは、よくわかりませんが
まぁ・・・根本的な人格形成ってこの時期にはもう出来上がってしまうんでしょうね。
人によっては、大学生や社会人のタイミングで全く変わってしまうのでしょうが
自分の場合は、気持ち悪いぐらい変わっていない。
職場で、昔ギャルだったという子が今は清楚な雰囲気になっていて
ギャル時代を「黒歴史」と呼んでいましたが
そういった意味での「黒歴史」は自分には無いと思います、たぶん。。

将来何になりたい?という質問が
昔からすごく嫌いで
学校の先生の前で「学校の先生にはなりたくないです」と言う程度には嫌いでw
それはたぶん・・・なりたい職業がなくって、働きたくなかったのでしょうねw
会社に執着が無い、仕事はただお金を貰う為のツールである、
という気持ちしか無い現在のこころもちと何も変わっていない。

根っこは変わらないなあ ということを
自分に甘いわたしは微笑ましく思うのですが
しかし
大人になって、もやもやしていたものを形にする方法が少しずつ分かったり
お金を貰う為のスキルが人並みについたり
そして、自分が良いと思う音楽を作るひとが身近に沢山いたりして
当時よりも大分幸せな状態になっていると思います。
そこは大丈夫、と高校生の自分へ伝えてあげたいw

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話は全く変わりますが
昨日、須磨海岸でスティールパンフェスティバルというものが行われてましていました。
スクールの生徒さんの発表会、みたいな感じだったのですが
そこでビーチボーイズのココモを演奏していて
秋の初めの海辺の陽射しと、スティールパンの音色のきらきらがシンクロして
そこにあの天国のようなメロディが乗って・・・・
のんびりとした休日のお昼に生ビールをくいっと飲みながら聴いていたら
何だかぐっと、たまらない気持ちになりました。
やばかった。

前にも何度か書いているのですが
わたしは色々考えながら聴いてしまうクセがあって
滅多にライブをみて感動、というか、気持ちが高ぶるようなことが無いのですが
まさかこんなところで、しかもスクールの生徒さんの発表会で高揚が訪れるとは。。
不意打ち。

さいきん、日々の暮らしの中できらきらした瞬間がたくさんありすぎて
ありがとう と言うしかありません。
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by wankorosan | 2015-09-21 13:11 | 日常な感じ
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