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帰らない過ぎ去る日々たち

11月の頭から約半月、実家へ帰っておりました。
父親が肝臓ガンの手術をするということで、応援?というか、様子をみるためでした。
幸い、他所への転移は無いということでしたが
予想外の大手術となってしまい、、、
無事に手術は成功しましたが
数日で戻ってくるつもりが、回復を待っていたら半月も経ってしまいました。

もともと、わたしもそうですが、わたしの家族は割りと身体が丈夫なほうらしく
今まで大きい病気というのをしたことが無かったので
母親がやはり気落ちをしてしまっていて、どちらかというとそっちの方が心配だったり。。
昔は母方の祖父母とも同居していたので、家族6人の誰かが常に家にいたのですが
今はわたしと同じく夫婦2人だけで暮らしているという環境もあり
もし自分が同じ立場だったら・・・と思わずにはいられないです。

思えば実家を離れてから20年、いちばん疎かにしていたのは自分の親だったなあと。
実家が遠いということもあり、年に2度ペースぐらい、、、
しかも3日ぐらいずつしか帰省していなかったので、半月も実家へ居たのは離れてから初めてでした。
東京に住んでいたときにもバスで2時間ちょっとの距離になったのに
今までの習慣があって、年に3度ぐらいしか帰ってなかったw

実家に居た半月、1日に1回病院へ面会へ行くぐらいしかすることは無かったので
あとは母親と一緒に病院の帰りに散歩をしたりスーパーで買い物をしたり、
家で一緒にテレビをみたり、本を読んだり、、、
本当にダラダラと毎日を過ごしたのですが、
これがなかなか居心地が良かったりしてw
昔は家のまわりに何も無かったのに、すっかり開発されていて沢山家が建ち並び
ショッピングモールみたいのが徒歩圏内に色々あるので、不思議な感じでした。
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実家住まいの方には当たり前な感覚なのかもしれませんが、、
母親と一緒に買い物なんて、ホントに何十年ぶりなような気がします。
中高生ぐらいになったらもう部活で忙しくなってしまったり、
なんだかんだと一人で出かけてしまったりしていたので
もしかすると小学生ぐらいに戻ったような気分でした。
家のことも何でもやってもらって、出かけたら食事代を出してもらって、お手伝いだけやって。
なんていう感覚も何だか久しぶり。
(いやもっとやれよという話もありますがw すっかり親に甘えてしまった)

小学生のころ毎週日曜日にスイミングスクールに通っていたのですが、
いつも行きは一人でバスで通い、帰りは母親と待ち合わせをして買い物をして帰ってました。
西友の地下で一緒に試食をしたり、
いせや(ベイシアという群馬のローカルスーパーの旧名です)でクレープを食べたり
バス停の向かい側には九官鳥が居て、いつもお喋りをしていたり
正直、スイミングスクールは嫌々通っていたのですが、帰りの寄り道が楽しみで続けていました。

思いがけず、もう一度母親との時間がじっくりゆっくり持てて
あとどれぐらいこうやって過ごせるんだろう?と考えると、大事にしないといけないなあ。
とてもとても貴重な時間を過ごしたような気がします。

これは20年ずっと心のどこかで気になっていたことを
果たすための機会だったのかもしれないなあ と
帰りのバスの中でぼんやりと考えていました。
ひとつの絵が描かれてゆく、ピースのひとつなのかもしれないですね。
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by wankorosan | 2015-11-24 18:09 | ヒトリゴト
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