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美しい場面

いよいよ明日で今年も終わりですね。
一昨日ですが、年末だというのに
自転車に乗っている途中でお財布を落としてしまったらしく・・・
お金は全然入ってなかったけれどもカードや保険証の手続きも
年末年始で進まないだろうし、気が重いなあ、お財布も気に入っていたのに、、
こんな締めくくり方は悲しいなあとガッカリしていたら
無事に拾われて警察に届出されていました。
拾ってくださった方が近所だったので、お菓子を持ってお礼に伺ったのですが
これがまた品の良いおじいさんで・・・
こんな年末にお財布無くしたら大変だろうから戻ってきて本当に良かった
と 中々言えないようなことをさらりと仰ってました。
警察の人も親切だったなあ。。
散々な締めくくりが一転、贈り物を貰った気持ちになりました。

思えばこの1年
人が誰かを思いやるという 美しい場面を沢山みてきたなあ、、、
そして、いろんな人のあたたかさ優しさに、じんわりとしました。

年をとるにつれて
誰かが自分のために何かをしてくれたり
物事が自分にとって良いように進むことのすごさ、有難さというのを
どんどん重く感じるようになってきました。
昔はどこかに、それで当たり前と思っていたような節があったのですが
誰かがちゃんと何かをしてくれているから、世界は成り立っているんだろうな
なんてことを今更ながら、かみしめられるようになってきた気がします。

今年は
ちょうど半分を東京で、そして半分を神戸で過ごしましたが
自分がいまここで、こうしてこの美しい景色をみていられることが
本当に不思議でならないです。

自分にできることは数多くはないけれども
色んなひとたちに何かを贈ってもらえたことに
これからは少しずつ、周りのひとたちに何かを返してゆきたいと思っています。
来年の抱負は・・・また来年に綴りますw
神戸へ来て、人生のターニングポイントを曲がったような感じであるので
来年の抱負はちょっと今までとは違うようになるかな。。
今までずっと掲げてきた早寝早起きがランク外になるような予感・・w

今年かかわってくれた全ての方へ、ほんとうにほんとうにありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします(*´ェ`*)
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by wankorosan | 2015-12-30 16:15 | その他

断層紀

ギャラリーセプチマのオーナーでもある、波田野州平さんの映画最新作
「断層紀」を観にいってきました。
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前作TRAILは、故郷鳥取を舞台にしたものだったのですが
今作は秋田県大館市に滞在して撮影されたそうです。
詳しい内容については、
これから観る方もいらっしゃるだろうし、
あまり細かく書かないほうがいいのかな・・・

波田野さんが撮影した映像と、
大館の地元に残る記録フィルムとで再構築された
架空?の伝承を辿る物語と
大館在住の女子中学生(現在は高校生になっているらしいです)が
自分で撮影した、いまの日常記録の映像が
平行しているようで、交差しているようなひとつの映画になっています。

TRAILやいろんなミュージシャンの音楽映像で
波田野さんの世界を観ることができるのですが
いつも、どこかキラキラしていてどこか儚さをはらんだ
手を伸ばすと掴めそうで届かないような
その映像美は、今作ますます研ぎ澄まされてきているように感じました。
冒頭の車窓の風景、鉱石の光の反射。
なぜか山奥に出現するバグパイプ。。
美しいものをそっと閉じこめた世界。

それと同時に、少し昔の、とりわけ大都市から離れた地方の持つ
独特の薄暗さ、うら寂しさ、その地方の持つ独自の世界(狂気と言ってもいいかもしれない)
背中がぞくぞくするようなものが上手く切り取られていて
そこに地方在住の子供誰もが通るのかもしれない、
自分の居場所に対する閉塞感、知らない世界への妄想や憧れをもつ
中学生の自意識がかぶせられて
(今では中二病と名付けられているものかもしれない。自分は未だに中二病だと思います)
様々な気持ちを静かに揺さぶるような映画でした。

TRAILでもその要素が含まれていたのですが
地方の記録映像を集めてその伝承を「読み替え」して
フィクションなんだけれども妙にリアリティのある物語を創るのが
映像美とともに波田野さんの特化した部分だと思います。
今後の作品も楽しみです。

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この日は秋田犬がゲストで来ておりましたよ。
犬みたさにウェブサイトをみたら分かる情報と2曲聴かされたのが、
ちょっと納得いかない気もしましたが。。
犬が可愛かったので、まぁ良しと。。
by wankorosan | 2014-09-28 15:41 | その他

おみくじが大吉でした

2014年
もう明けましておめでとうございます、でもないですね。
今年もよろしくお願いいたします。

なんだか年末が終わったら、お正月も終わっちゃったみたいな気分です。
ハイライトがいきなり終わり、間髪いれずに実家へ帰り
東京へ戻ってひと段落ついたら、もう終わり。
新年で気持ちがあらたまる というよりは
あと休みが1日かぁ。。という空虚な気持ちが大きいw

今年の抱負は、つい数日前の年末の記事にぽつぽつと書いたから
そんな感じですかね。。
ぶれないでいられるようになりたいな と最近特に思います。
この先5年ぐらいにわたる、長期的な目標を色々と話し合ったばかりなのですが
やっぱりビジョンを持つこと それは夢を持つことだと思うんだけど
大事だと思います。
目の前に飛び込んできたことに条件反射で一喜一憂ばかり、しないようにしたい。
これが芯を太くしてぶれないという事かな。。。
自分の性格では、なかなかむつかしいねw
でも、抱負として掲げてみようとおもいます。

そうそう
昨年は、ギターを購入しましたが
今年はマイクを購入したいです。
いま新たに必要と思うものは、それくらいかな。
ちなみに現在はBETA57を使用しておりますが(自分のじゃないけど・・)
コンデンサーマイクで録音したと思われる録音物の、くっきりとしたステレオ感がいいなと思ってます。
あ、あとリバーブを薄くしたいw
リバーブの深さは自信の無さ、と。。

音楽的な方面では、昨年から自分を褒めたいぐらいにw頑張っているので
今年はそれを続けられればいいなと思います。
1曲1曲が習作で、作れば作るほど世界がひろがってゆくような感じがします。
でも、毎回作ってるときには、もう次は作れないんじゃないか(出し尽くしという意味で)
なんて思いながらやっております。

昨年は、色々な方の入院とか訃報とか耳にすることが多くて
いや 毎年きいているんだろうけど、
特にそれが心にひっかかることが多くて
なんとなくですが、
自分の残りの人生 なんてものを時々思ったりもします。
それを今考えるのは、早い遅いは別としてw 

なんでしょうね、今まではこれからの人生ばかり考えていたんだけど
急にカウントダウンを考え出してきました。
生きているうちに出来るだけ曲を作りたいな なんて・・・
別に残したいとかではなくって、、
(時々、音楽でなくても自分がいなくなった後も残るものを作りたい、
 みたいに言う方いますが
 そこまで強烈なエゴは持っていないです
 自分がいる間だけ聴いてもらえればそれでいいです)
作ってる時間が幸せなので出来るだけそういう時間を過ごしたいというのと
最後に自分の好きなひとと、作った曲を思い出しつづけたいなあと。。
・・・あんまり新年早々な話題ではない感じですねw

そうそう
実家からの帰り道に浅草へ寄りまして
人があまりにも多かったので、お参りは出来なかったのですが
おみくじをひいてきました。
先々月だか、東高円寺でひいたやつが末吉やって、ずっとモヤモヤしていたのでリベンジ。
大吉!リベンジ成功ヽ(*´∀`)ノ
ではあったのですが、書かれていた短歌からしてあんまり大吉っぽくない。。

渦を巻く 谷の小川の 丸木橋 渡る夕べの ここち するかな

初めは危ない谷の小川の橋を渡るような心配事があるが
驚き迷うことはありません
後には何もかも平和に収まります

うーmm 初めにいったん良くない事があるのか。。。
心配なら、常にし続けているけどね。
そういう性格なのです。
by wankorosan | 2014-01-05 00:19 | その他

TRAIL

いつもいつもお世話になっているギャラリーセプチマのオーナー、
波田野さんの映画「TRAIL」が現在ユーロスペースにて公開中です。



波田野さんとの出会いは、わたしが東京へ来てからで
確かふくらはぎばたけ氏やムーンフェイスボーイズのPVを撮影するから
立川のセプチマってとこへ遊びに来ない?

けいくんからお誘い頂き、(まだそのときはフムフム結成するかしないかぐらいの時期だったけど)
初めてセプチマへ足を踏み入れた日だったと思います。
まぁもしかすると、それ以前にどこかでニアミスをしているかもしれないけれど
自分が覚えている限りではその日が初対面でした。

たしか、震災があって少ししてからの春で
その日は当時ナイーブになってたしばたさんが悪酔いして
セプチマでとにかく大暴れ?したんだけど
それを怒ることはせずに親身になってなだめていて
ああ何だか人間が出来てるひとなんだなぁ・・・まだ若そうなのに

というのがファーストインプレッションでした。

自分は音楽にはそれを作る人柄がもれなく映し出されるものだ
と思っているのですが
映像もまた然りのようで
波田野さんの撮る映像は、周りを笑顔にさせるようなポジティブな雰囲気と
安心するような優しさに満ち溢れていて
キラキラとした瞬間の切り取り方のセンスの良さがとても好きです。
そして
例えば、音楽が演奏されている場所を映す時には
必ずそのミュージシャンだけではなくて、それを心地よさそうに楽しむ人たちの姿を
映像の中におさめて
その時のその場の瞬間をまるごと宝箱の中に閉じ込めたような感じ
そこがすごく魅力的だと思います。




今までこういったミュージックビデオの作品しか観た事が無かったんだけど
TRAILはこの波田野さんのみている世界の煌きが
圧倒的に流れてきて、とにかくまぶしい映画だと思いました。

そして、主演の3人の芸術家が
とにかく愛情たっぷりに魅力的に撮られています。

自分は、音楽を続けるということは、ひとと大事に繋がり続けることだと思っていて
始めることは一人で出来ても、続けることは一人じゃできない
そこがいつも基本にあるんだけど
この映画で友人をキャスティングしたところや
(もちろん、友人だからっていうだけじゃないだろうけど)
彼らや自分の大好きな故郷に尊敬に満ちたやさしい眼差しでカメラを向けているところ
やっぱり波田野さんはそういう人なんだな、と
嬉しくなりました。
セプチマ、安心出来る場所ですね。

この映画の内容うんぬんについては、まだ公開中だし
映画の持つ特性からあれこれと語るのはあんまり意味がない気がするので
敢えてあれこれは書きづらいのですが、
実在すると分かっている芸術家たちが、実在するんだけど架空の世界で
架空の暮らしをしていて
まるで、夢の中で知ってる人が実際と全然ちがう事をしていて
それがちゃんとみんな周知の事実で
自分もそれが当たり前だと思って
ていうのに似てるなぁと思いながら不思議な気持ちで観ていました。

あと、音楽的な映画だとも思いました。
インタビューで実際に波田野さん自身も仰ってるんだけど
「バンドが演奏するのに楽譜の存在は求められないに、何で映画に脚本が要るの?」
っていう言葉がすごく良いなと思って
確かに、この映画はライブで初めて聴く曲を
次はどんな展開なんだろ?と楽しみにするような気持ちで
どんな風景が出てきて、どんな風に終わっていくんだろ?

音の連なりをおっていくように
自然と入り込んであっという間に終わってしまったという感じでした。

こちらに来てから
波田野さんを始め、音楽以外のクリエイターに出会う機会がすごく増えたのですが
才能あるひとが周りに沢山いて、彼らと出会えたのも何かの縁というか
出会うべくして出会っているんだろうなぁ

その素敵なクリエイションに触れるたびにいつも思い返します。
人生に運命や意味づけをするつもりは特にないんだけど、
よくもまぁ これだけ近しい気分の素敵なクリエイターが集まるものだ、と
不思議にも感じます。
まだまだこれが長編1作目なので、これからの作品に期待しております。
by wankorosan | 2013-07-14 23:13 | その他