<   2013年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

グラスゴーについてのいくつか

きのうは、たまたまTwitterで知った
七針でのBMXバンディッツのDVDの発売記念イベントへ行ってきました。

このイベントで、特別ゲストで弾き語りをしてくれたのが
プレクトラムのタカタタイスケ氏。
f0154000_021449.jpg

何度か書いたことがあるかもしれないけれど、
彼は自分の大学の先輩なのですが
単に大学の先輩っていうのではなくって
自分は彼がいたから、大学のとある音楽サークルに入って
そこでジェニーを結成して現在に至るのです。

メンバー全員がバンドはもちろん楽器も初心者、という
まるでパンクバンドのような始まりで
(わたしはピアノを昔習ってて、高校の部活でブラスバンドのパーカッションをやってたけど
ドラムは初心者で、最初は1曲続けて叩けませんでした)
彼らプレクトラム(当時は違う名前だったんだけど)のメンバー達から
グラスゴーを始め、色んな音楽や、バンドのノウハウ、曲の作り方、ライブハウスへの出演
全て教わったと思っています。

初めてのバンド、初めての曲づくり
自分がどんな音楽をやったらいいんだろうか
と全てがぼんやりしていた時に
BMXバンディッツの「Star Wars」というアルバムを教えて貰って
初めて聴いた瞬間に、
あ これだ、、、
と思ったのを今でもよく覚えています。
とにかくポップなメロディと、可愛い歌声、イギリスっぽいジャケ(馬のやつ)
自分の住みたい、憧れにも似た世界がそのまま曲となって強烈に現れた感じがしました。

今だから正直に言うけど、ティーンエイジファンクラブやパステルズは
一番最初はこれ、とは思わなかったのです。
(まぁその後パステルズに目覚め、「イルミネイション」というアルバムを聴いて衝撃を受け
人生で一番にひとつのアルバムを夢中で聴き込むという体験をすることになるのですが・・・)

とにかく、自分のグラスゴーという土地への入口になったのがこのバンドで
本やライナーを読んで、このバンドに周りのミュージシャン達が楽しそうに参加してる雰囲気を
思い浮かべながら
こういうのっていいな と、日々グラスゴーへ思いを馳せていました。

そしてとうとう
グラスゴーが大好きな私たちは、大学4年になる前の春休みに
楽器を持ってノープランのまま、グラスゴーへライブをしに行くことになるのですが
その時に日本からグラスゴーが好き!っていって来ただけの
無謀な自分たちにすごく優しくしてくれて
あこがれの彼らがライブを観に来てくれたり、家に招待してくれたり、
ライブのブッキングをしてくれたり(一緒にやったのはPOLICE CATというバンドでした)
本当に良いことばかりあって、
日本に帰るときにこのままグラスゴーに居続けたいなって思ったんだけど
その時に、自分たちは日本に戻ってそこで同じような仲間を見つけるべきなのかも
とも思ったことも、ふと思い出しました。

それが現在の自分の
音楽やまわりの素敵なミュージシャン達
そして新しく出会う人たちに対する考え方のおおもととなっていて
今では少しは近づけているのかな、と。。。

タカタ氏がこの日ティーンエイジファンクラブの「コンセプト」を歌ってくれたのですが
自分が大学に入ったばかりの頃、やっぱり彼はコンセプトを歌っていて
記憶の中の歌声や姿と殆ど同じだったのが
なんだか嬉しく思い
バンドを始めた頃の色んな出来事、とにかく何も見えず分からなかったなぁ
と思い返しながら聴いていました。
そして、その頃があって今に至るまで全てがひとつながりになっている
という感覚を肌で感じました。

自分は、あれだけ好きだったグラスゴーから少し興味が離れて
別の音楽ばかり聴いていた時期もあったけど
タカタ氏は、あの頃から全くぶれていなくて
それはこないだリッツパーティーで歌ってくれた久々に観た吉野桃子さんにも思ったけど
ずっとひとつのことを真っ直ぐにやってゆくのって
中々出来ないことだし、すごいなぁと思います。
by wankorosan | 2013-07-15 14:56 | 音楽とか

TRAIL

いつもいつもお世話になっているギャラリーセプチマのオーナー、
波田野さんの映画「TRAIL」が現在ユーロスペースにて公開中です。



波田野さんとの出会いは、わたしが東京へ来てからで
確かふくらはぎばたけ氏やムーンフェイスボーイズのPVを撮影するから
立川のセプチマってとこへ遊びに来ない?

けいくんからお誘い頂き、(まだそのときはフムフム結成するかしないかぐらいの時期だったけど)
初めてセプチマへ足を踏み入れた日だったと思います。
まぁもしかすると、それ以前にどこかでニアミスをしているかもしれないけれど
自分が覚えている限りではその日が初対面でした。

たしか、震災があって少ししてからの春で
その日は当時ナイーブになってたしばたさんが悪酔いして
セプチマでとにかく大暴れ?したんだけど
それを怒ることはせずに親身になってなだめていて
ああ何だか人間が出来てるひとなんだなぁ・・・まだ若そうなのに

というのがファーストインプレッションでした。

自分は音楽にはそれを作る人柄がもれなく映し出されるものだ
と思っているのですが
映像もまた然りのようで
波田野さんの撮る映像は、周りを笑顔にさせるようなポジティブな雰囲気と
安心するような優しさに満ち溢れていて
キラキラとした瞬間の切り取り方のセンスの良さがとても好きです。
そして
例えば、音楽が演奏されている場所を映す時には
必ずそのミュージシャンだけではなくて、それを心地よさそうに楽しむ人たちの姿を
映像の中におさめて
その時のその場の瞬間をまるごと宝箱の中に閉じ込めたような感じ
そこがすごく魅力的だと思います。




今までこういったミュージックビデオの作品しか観た事が無かったんだけど
TRAILはこの波田野さんのみている世界の煌きが
圧倒的に流れてきて、とにかくまぶしい映画だと思いました。

そして、主演の3人の芸術家が
とにかく愛情たっぷりに魅力的に撮られています。

自分は、音楽を続けるということは、ひとと大事に繋がり続けることだと思っていて
始めることは一人で出来ても、続けることは一人じゃできない
そこがいつも基本にあるんだけど
この映画で友人をキャスティングしたところや
(もちろん、友人だからっていうだけじゃないだろうけど)
彼らや自分の大好きな故郷に尊敬に満ちたやさしい眼差しでカメラを向けているところ
やっぱり波田野さんはそういう人なんだな、と
嬉しくなりました。
セプチマ、安心出来る場所ですね。

この映画の内容うんぬんについては、まだ公開中だし
映画の持つ特性からあれこれと語るのはあんまり意味がない気がするので
敢えてあれこれは書きづらいのですが、
実在すると分かっている芸術家たちが、実在するんだけど架空の世界で
架空の暮らしをしていて
まるで、夢の中で知ってる人が実際と全然ちがう事をしていて
それがちゃんとみんな周知の事実で
自分もそれが当たり前だと思って
ていうのに似てるなぁと思いながら不思議な気持ちで観ていました。

あと、音楽的な映画だとも思いました。
インタビューで実際に波田野さん自身も仰ってるんだけど
「バンドが演奏するのに楽譜の存在は求められないに、何で映画に脚本が要るの?」
っていう言葉がすごく良いなと思って
確かに、この映画はライブで初めて聴く曲を
次はどんな展開なんだろ?と楽しみにするような気持ちで
どんな風景が出てきて、どんな風に終わっていくんだろ?

音の連なりをおっていくように
自然と入り込んであっという間に終わってしまったという感じでした。

こちらに来てから
波田野さんを始め、音楽以外のクリエイターに出会う機会がすごく増えたのですが
才能あるひとが周りに沢山いて、彼らと出会えたのも何かの縁というか
出会うべくして出会っているんだろうなぁ

その素敵なクリエイションに触れるたびにいつも思い返します。
人生に運命や意味づけをするつもりは特にないんだけど、
よくもまぁ これだけ近しい気分の素敵なクリエイターが集まるものだ、と
不思議にも感じます。
まだまだこれが長編1作目なので、これからの作品に期待しております。
by wankorosan | 2013-07-14 23:13 | その他

夏のパーティーへのお誘い

f0154000_0273379.jpg


7月6日はリッツパーティーですよ!
早や3回目となる今回は、出演者盛りだくさん。

時間:開場14:30/開演15:00
料金:1500円+1ドリンクオーダー
出演:Friendly Hearts of Japan(大阪)、Miitsy(京都)、地底紳士(神戸)、Yoshino momoko - Yamamoto sei、Miss Donut(a.k.a. Americo)、pagtas、フムフム
出店:台湾茶はせがわまこ、Bar給湯室
by wankorosan | 2013-07-06 23:27 | 音楽とか