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日々と日々のあいだ

shinowaさんから新しいアルバムが届きました。
数人なのですが、新しい音源が完成するといつも送ってくださる友人がいて
お互いの近況を報告しあう、みたいな暖かさしかない出来事に
いつもじんわりしてしまいます。
製作ペースが遅すぎて、貰ってばかりになってしまってるので
わたしも頑張って恥ずかしくないものを作らないと。。
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新しいアルバムは、ぐっとポップ感が増していて
全曲、シングルA面に出来るほどのクオリティで、正直びびりました。
びびる、というのは言い方が悪いかな。。
でもわたしは、曲を作る側からの聴き方しか出来ない、ある意味可哀想な人間なので
これが最大限の褒め言葉です。
サイケデリック とか アシッド とか
そういうキーワードを安易に使う人を見ると、ああ安易だなあと思ってしまう。
前はいちいち怒ったりむかついたりしていたけど、今はただ安易だねと思うだけ。
シノワさんに関しても、この安易なサイケデリックという冠が逆に邪魔な気がする。
そんなキーワード抜きにして、曲!ものすごいから!!
美しいメロディとポップな展開、かおりさんの少し憂いを帯びた可愛い目の声質、
それがサイケデリックと評されるであろう、ゴージャスで幽玄的なギターにくるまれています。

元々ずっと思っていた事でしたが
アシッドとかアンダーグラウンドとか
そういう言葉が最近ますますどうでも良く感じてきていて
かと言ってテレビから流れてくるJポップ的な音楽には全く心を動かされないので
(曲のクオリティ云々以前に、何も感じるところがない、なぜか)
まぁ結局は自分が好みと思うものの中には
やっぱりそういった要素が混ざっているんだとは思うのですが
でも、自分の良しとするものの判断基準の肝はポップさなのかもしれないなあ と
思っています。

エレファントレコードという
スペインだった気がするけど何故か今はUKとついているレーベルがあって
そこのサウンドクラウドが気前良くアルバムを何枚もフルで視聴出来て
ここ半年ぐらい気分を盛り上げたい時には垂れ流しています。
いわゆるギターポップで、
こういう音楽を自分の身の回りの人たちは一時期バカにしている感じがあったのですが
わたしは実にこういうポップでメロディが綺麗で声もアレンジも可愛くて
という音楽が大好きです。
みんなが歌謡曲?とかアイドルソングを無邪気に聴くような感じで、楽しく聴ける。
あとは100均のセリアでかかってる曲とか。良いですよね。
気持ちよさの塊です。

ポップスというものは全てを包み込む半透明のベールみたいなものだと思います。
中身は色んなタイプの音楽が入っていて。
それらを気持ち良くエフェクトしてゆくその薄い衣を持っているひと、そうでないひと。
音楽は魔法なのか、そうではないのか、という(どうでもいい)論争が以前ありましたが
曲に魔法をかけるポップスのセンスはある程度、持つもの持たざるものに分かれてゆく気がする。

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話は変わりますが
歌手になりたい歌が上手い女の子のオーディション番組みたいのをやっていて
女の子の歌を聴いて審査員の人や観客がみんな涙を流していたんですよね。
(確かに歌はすごく上手で、叙情的に曲を歌い上げていましたよ)
おいおい、番組を盛り上げるための演技かよ、、と勘繰ってしまった自分は
素直に音楽を聴けないタイプなので仕方ないのかなとも思ったのですが
ふと今までの人生を振り返ったら、音楽自体で泣いたことなんか無い気がする。
良く言う鳥肌、みたいのもあんまり覚えがない。

かと言って勿論、音楽が好きじゃないわけでもない。
人並み以上に音楽が好きで、いろいろ費やしてきたと思っています。
たぶん生で歌声を聴いてる回数も人よりも多いし
たくさんの音楽に触れて、許容範囲も広いほうと思う。
でも、人となりや思いを知っていて、それを踏まえての演奏をみたらぐっと来ることはあるけれど
(ハルモニアでのようちゃんのさよならメイヨは泣きそうになりました)
目の前で見ず知らずの子が歌っていて、それがいくら上手だからといって
そこに感動して泣く、という気持ちがイマイチ自分にはわからないのです。
結構テレビで歌手が歌っているのを観客が観て泣いている場面を見るのですが
なぜ自分はそこに乗ることが出来ないんだろうなあ、、、と
純粋に不思議に思って考えていたのですが、
一因と思うのが、自分は基本的に歌詞をあまり重視していない というもの。

いや言葉は大事ですよ。でも、わたしは気持ちはメロディに声質に行ってしまう。
特に初見の曲や人だったりしたら、ほぼそうなる。
みんなホントは歌に感動しているんじゃなくて、
言葉に自分を投影させてその言葉が発せられる声やメロディに乗っかって
それで泣いているんじゃないのだろうか、、、と。
何だ音楽に対する情熱関係無いじゃんそれ。

そう思ったら、自分は一生歌では泣けないかもしれないなあ、、、
と、音楽を作る身でありながら、その魔法の恩恵には与れない損な性格なのかもしれません。
ついでに、自分はオリンピックとかのスポーツでも泣けないです。
すごいなあとは思えど、感動を貰ったとか意味がわからない。
感動の涙、、、流せるタイプになってみたい。
感受性が鈍いのかなあ。
今のところ犬関連でしか泣けないけれど、もっと年をとれば涙もろくなってゆくかもしれない。
そうなれば若い女の子のお歌を聴いてボロボロと。。



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by wankorosan | 2018-02-21 11:41 | 音楽とか